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緑のくらしをつくるみせ 庭の林の森の (2018.5月より休業しています。造園の仕事はしてます。メールは生きてますのでお問い合わせ下さい) 2014年5月、南部町にて開店しました。お庭の緑や花、植木鉢などおいています。 2008.3~ 鳥取市にて開業 ~2012.2 閉店 2014.5~ 南部町にて移転開業 ~2018.5 休業→2019年以降の営業再開予定あり
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トットリノススメのイベントの書物と植物の詳細チラシができました~
配ってまわっています。みかけた方はぜひ^-^

それにしても、ガケ書房さん、ホント有名なんですね。いろんな人に、「ガケさんと知り合いなんですか?」ときかれました。すごいな~今回の企画を快諾してくださったガケさんに改めて感謝です。

さてさて、できあがったチラシですが…
裏面には、植物のでてくる文章の抜粋を載せています。



今日はその中のひとつ梶井基次郎さんの文をご紹介。


ああ、桜の木の下には死体が埋まっている!


小説「桜の樹の下」より抜粋させてもらいました。インパクトのある有名な一文で、どこかで聞いたことのある方もいらっしゃるでしょう。

<桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。何故(なぜ)って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。>


江戸時代中ごろまでは春の代表花は梅で、桜はどちらかというと「妖怪がひそむような妖しい美しい花」という扱いだったと別の本でもよみました。あの尋常でない見事な咲き方に、美しさ以外のものを感じる、というのもわかるような気がします。

時代変われば見る目もかわり、人がかわれば花も違ってみえたり。

この企画にぴったりの一文だと思い、チラシに掲載しました。

こんな出会いがいっぱいの企画になれば、と思います^-^



11/15(sat)~12/7(sun)
 
植物と書物~緑にからまる本たち

その花の名は、好きな小説で知りました。

作家のフィルターを通してみる、花や木。
書物の中の愛すべき植物を採集しました。

本をお願いしたのは、京都北白川のガケ書房。
目的の本はないけど帰れなくなる「究極の本屋さん」。
「…、じゃあ、まんがなんかもありですね。」と確信にみちた言葉。

どんな本があつまるか、どんな植物がみれるのか。

心と目で植物をしっかり見つめるひと月です。
さいごに… 広告などで記事が見にくい方はPC版にてごらんくださいね
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プロフィール
HN:
庭の林の森の
性別:
女性
自己紹介:
緑のくらしをつくるみせ 
庭の林の森の(にわのはやしのもりの)
鳥取県西伯郡南部町清水川254
open11→close17
営業日 金、土、日、月

HPは以前のもので、南部町バージョンは作成中です
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