緑のくらしをつくるみせ 庭の林の森の
(2018.5月より休業しています。造園の仕事はしてます。メールは生きてますのでお問い合わせ下さい)
2014年5月、南部町にて開店しました。お庭の緑や花、植木鉢などおいています。
2008.3~ 鳥取市にて開業
~2012.2 閉店
2014.5~ 南部町にて移転開業
~2018.5 休業→2019年以降の営業再開予定あり
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こんにちは。
あけましておめでとうございます、ですね。
庭の林の森のとしての新年初仕事は、
大地の再生講座~里山整備と駐車場~鳥取南部町編
でした。
大地の再生講座と、講師の矢野智徳さんについては、募集の案内に詳しく書きましたので興味のある方は下方の記事をごらんください。
●17日 ~座学と見立て
まずは座学から。30名ほどの参加者!
造園はもちろん、林業、農業、古民家に住んでいる方…が多かったです。
もちろん、ただ興味をもってこられた方も。
ボードの前でお話されている方が矢野智徳さんです。
会場は古民家を改装した、南部町の交流スペース「こめや」さん。
「昔の人は、自然とともに生き、その土地にあった風景をつくってきた。それが一番理にかなっているから。」「今は地中の排水についてはよく考えられているが、空気のことについては考えられておらず、そもそもそういう視点がない」
その後、今回手をいれる、お店周りの駐車場と、里山をみてまわります。
写真は、「風の草刈り」の実演です。
これ、草を刈っているだけではなく、風や空気を調節しています。
実演のあとは、その場の空気がかわるのを、参加者の皆さん感じられたのではないかと思います。
酷い状態のお店の駐車場の原因と、その改善方法。
セメントなどでその場を固めてしまうのは簡単ですが、それでは根本的な解決になりません。
そればかりか、その場合土の中は呼吸ができないで冷えた水がたまり、建物事態も冷えてしまうことになるそう。
目に見えなくて、繊細で、それでいて機能的な自然の環境。そのシステムを知ると、あらためて自然への畏敬の念がわいてきます。人がその循環に入らせてもらうには、さまざまな配慮が必要なのだと自然に理解できます。
そして自然のためになることが、人の生活を守ってくれることになる。
昔の人はそのことを知っていて、自然を使う代わりに自然をケアしてきた。
そう遠くはない、けれど失ってしまった昔の里山の暮らしに思いを馳せました。
●18日~実践編
朝から実作業!
土の中に空気を送り込む「水脈」と炭とウッドチップで地面を保護します。
人数と、勢いで猛スピードで作業が進みます。
いつも少しずつ、コツコツ、お店で作業してきた私たちにとっては驚異的なスピード。
皆さん、わからなくても他の人の動きをみながら自分にできることを探してどんどん作業されていきます。土の堀り方、炭のまき方、竹の入れかた、土の戻し方…すべてに作法があり、大切なのですが、実は大地の再生講座、この作業の一体感にも醍醐味があり、ハマる方多数なのです。汚れ作業をして、何が楽しいのか?これは、参加された方でないと分からない感覚なのではないかと思います。
そして里山での作業。こちらも筆につくせぬいろいろなことがありましたが、暗くなってきたこともあり、写真がほとんどありません。(参加された方、どうか送ってください!)
ひとことでいえば、予定していた場所と全く違う場所を作業することになってしまいました。
しかしそれは、おおきな目でみれば、手を入れたい場所をよくするためにも手入れが必要不可欠な場所。私たちにとっては思いもよらぬことでしたが、矢野さんの、本気でその場所をよくしたい、その土地への真摯な覚悟を知ることになったのでした。
そして次の日。
お店周り。
手を入れた里山。
清涼な空気が流れていました。
これは、現場へお越しにならないときっと感じられない空気。
これからお店では、空気や水の視点からのさまざまなお手入れのイベントを少しづつ開催していきたいと思いますので興味のある方はぜひご参加ください。
さて、大地の再生講座レポート、いかがでしたでしょうか。
私たちは、庭づくりをする上で、土のことを考えない訳にはいかず学び始めましたが、ひとつの環境を考えていくと、どうしてもまわりの環境や、自然システムのことへ問題はつながってしまいます。そしてそれは造園や、農業をしている人だけではなく、この自然の環境の中に住まう人、ひとりひとり同じように直面した問題でもあることに行き着きます。
そういう意味で、皆様のこころに少しでも何かが届けばいいな、と思い記事を書きました。
最後になりましたが、イベント開催にあたり、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。写真に残せませんでしたが、あわやさんのランチおいしかった~!
そして、ご参加いただいた皆様、心のこもった作業と、すてきな感想をありがとうございました。
またのイベントにこうご期待!ということで^^
さいごに… 広告などで記事が見にくい方はPC版にてごらんくださいね
あけましておめでとうございます、ですね。
庭の林の森のとしての新年初仕事は、
大地の再生講座~里山整備と駐車場~鳥取南部町編
でした。
大地の再生講座と、講師の矢野智徳さんについては、募集の案内に詳しく書きましたので興味のある方は下方の記事をごらんください。
●17日 ~座学と見立て
まずは座学から。30名ほどの参加者!
造園はもちろん、林業、農業、古民家に住んでいる方…が多かったです。
もちろん、ただ興味をもってこられた方も。
ボードの前でお話されている方が矢野智徳さんです。
会場は古民家を改装した、南部町の交流スペース「こめや」さん。
「昔の人は、自然とともに生き、その土地にあった風景をつくってきた。それが一番理にかなっているから。」「今は地中の排水についてはよく考えられているが、空気のことについては考えられておらず、そもそもそういう視点がない」
その後、今回手をいれる、お店周りの駐車場と、里山をみてまわります。
写真は、「風の草刈り」の実演です。
これ、草を刈っているだけではなく、風や空気を調節しています。
実演のあとは、その場の空気がかわるのを、参加者の皆さん感じられたのではないかと思います。
酷い状態のお店の駐車場の原因と、その改善方法。
セメントなどでその場を固めてしまうのは簡単ですが、それでは根本的な解決になりません。
そればかりか、その場合土の中は呼吸ができないで冷えた水がたまり、建物事態も冷えてしまうことになるそう。
目に見えなくて、繊細で、それでいて機能的な自然の環境。そのシステムを知ると、あらためて自然への畏敬の念がわいてきます。人がその循環に入らせてもらうには、さまざまな配慮が必要なのだと自然に理解できます。
そして自然のためになることが、人の生活を守ってくれることになる。
昔の人はそのことを知っていて、自然を使う代わりに自然をケアしてきた。
そう遠くはない、けれど失ってしまった昔の里山の暮らしに思いを馳せました。
●18日~実践編
朝から実作業!
土の中に空気を送り込む「水脈」と炭とウッドチップで地面を保護します。
人数と、勢いで猛スピードで作業が進みます。
いつも少しずつ、コツコツ、お店で作業してきた私たちにとっては驚異的なスピード。
皆さん、わからなくても他の人の動きをみながら自分にできることを探してどんどん作業されていきます。土の堀り方、炭のまき方、竹の入れかた、土の戻し方…すべてに作法があり、大切なのですが、実は大地の再生講座、この作業の一体感にも醍醐味があり、ハマる方多数なのです。汚れ作業をして、何が楽しいのか?これは、参加された方でないと分からない感覚なのではないかと思います。
そして里山での作業。こちらも筆につくせぬいろいろなことがありましたが、暗くなってきたこともあり、写真がほとんどありません。(参加された方、どうか送ってください!)
ひとことでいえば、予定していた場所と全く違う場所を作業することになってしまいました。
しかしそれは、おおきな目でみれば、手を入れたい場所をよくするためにも手入れが必要不可欠な場所。私たちにとっては思いもよらぬことでしたが、矢野さんの、本気でその場所をよくしたい、その土地への真摯な覚悟を知ることになったのでした。
そして次の日。
お店周り。
手を入れた里山。
清涼な空気が流れていました。
これは、現場へお越しにならないときっと感じられない空気。
これからお店では、空気や水の視点からのさまざまなお手入れのイベントを少しづつ開催していきたいと思いますので興味のある方はぜひご参加ください。
さて、大地の再生講座レポート、いかがでしたでしょうか。
私たちは、庭づくりをする上で、土のことを考えない訳にはいかず学び始めましたが、ひとつの環境を考えていくと、どうしてもまわりの環境や、自然システムのことへ問題はつながってしまいます。そしてそれは造園や、農業をしている人だけではなく、この自然の環境の中に住まう人、ひとりひとり同じように直面した問題でもあることに行き着きます。
そういう意味で、皆様のこころに少しでも何かが届けばいいな、と思い記事を書きました。
最後になりましたが、イベント開催にあたり、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。写真に残せませんでしたが、あわやさんのランチおいしかった~!
そして、ご参加いただいた皆様、心のこもった作業と、すてきな感想をありがとうございました。
またのイベントにこうご期待!ということで^^
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プロフィール
HN:
庭の林の森の
性別:
女性
自己紹介:
緑のくらしをつくるみせ
庭の林の森の(にわのはやしのもりの)
鳥取県西伯郡南部町清水川254
open11→close17
営業日 金、土、日、月
HPは以前のもので、南部町バージョンは作成中です
庭の林の森の(にわのはやしのもりの)
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